【考察】ビッグローブ、新MVNOブランド「donedone」って何が強みなの? メリット・デメリットをまとめてみた
どうもメガネです。
今回は、ビッグローブから新MVNOブランド「donedone」(ドネドネ)がリリースされました。
今回はこの新MVNOについてまとめてみます。
大容量50GB、月額2728円、超過時速度も1Mbpsが最大の強みか!?
このdonedone(ドネドネ)の最大のメリットは「大容量50GB」で「月額2728円の低価格」、「超過速度も1Mbps」といったところでしょうか。
昨今のMVNOのプランは基本月10GB以下の容量が多いですね。
それはahamo、povo、Linemoといった大手キャリヤが20GB、月額2970円(ahamo)、2728円(povo、Linemo)という価格設定をしているからです。
MVNOはMNOとガチンコ勝負する意味があんまないんよね
なので低価格で勝負するならより容量を下げたところで各社料金プランを出しています。
MVNOで大々的に50GBの大容量は正直どこもやっていませんね。
以前はやっていても新料金プランと同時に廃止されたところもあります。
月額は2728円。povoとLinemoと同額で攻めてる。
それでいて月額2728円という金額は50GBではかなり低価格ではないでしょうか。
先ほども書きましたがahamo、povo、Linemo等の大手キャリヤの低価格料金プランは20GBで月額2980円くらいです。
povoやLinemoと同じ価格で容量が2倍は大きな強みではないかと思います。
超過速度は「1Mbps」も昨今の定番化も意識
超過速度が「1Mbps」もahamo、povo、Linemoと同仕様となっているので超過しても日常使いにはそこまで支障はないように思います。
通信速度が3~1Mbpsはデメリットか!?
ここまで書くとdonedoneは毎月大容量を消費している方なら選ぶ価値が大いにありそうです。
ただ、あえて書くなら高速通信ではありません。
通信速度は「ベーシックU」プランであれば3Mbps、「カスタムU」プランであれば対象アプリ3つまでは速度制限はありませんがそれ以外は1Mbpsとなっています。
「カスタムU」プランの速度制限なし対象アプリは、YouTubeやLINE、Instagram、Facebook、Spotify、Amazon Music、ABEMA、TikTok、モンスターストライク(モンスト)、TELASAから3つアプリを選べる仕様です。
ただ、通信速度の設定は大容量をウリにしてるので安定した通信品質のために取った対策と言えそうですね。速度制限なしのプランに対象アプリが追加されればよりユーザーは増えそうです。
エントリープラン通信速度128kbpsだが初期費用3300円で維持費0円は破格!!!
月額0円で通信速度128Kbpsで使い放題のエントリープランは破格すぎます。
わたしは祖父母にとりあえずスマホを持たして、Skypeやsky phoneのアプリ入れてこれで運用させれば維持費はただなんでかなり財布に優しいですね。
skype skyphoneとかは64kbpsで通話は問題なしとなっているのでこれで十分。
ある限定的ではあるがかなり需要はありそう。
※追記 2021年7月8日 早速想定を上回っていたようで受付が止まったようです。
※追記 2021年7月30日 エントリー受付が再開したようです。
わたしも契約してみました。
まとめ
今回は、新しいMVNOブランド「donedone」について書いていきました。
各社10GB未満での勝負にあえて「50GB」の大容量をリリースしたのは一部のヘビーユーザー向けにあてたものかもしれません。
月額2728円はpovo、Linemoと合わせたのは比較が分かりやすくて良いですね。
今後の速度制限なしプランの対象アプリ追加や、3Mbpsでの使い勝手などが気になるところです。
mineoで既に1Mbps使い放題がリリースされ、概ねユーザーから好評を受けていることから他にも他社が真似しそうですね。
また、エントリープランは速度128Kbpsだが初期費用3300円で月額0円は破格。データ通信のみなので用途は限られるが通話アプリなどでの運用を考えればこちらはかなり需要が見込めそうですね。
初期費用のみなのでとりあえず契約してみてもいいかもしれませんね。
source:donedone