【考察 格安SIM利用者動向2021年4月】格安SIM各社は今後厳しい戦いになる!?
格安SIMの新料金プランが各社から発表されてもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。
実際に加熱していた話題も一段落したような気がしますね。
そんな中で興味深いものがあったので紹介していきます。
先日「bitWave」から2021年4月の格安sim動向が発表されていました。
出典:【2021年最新】格安SIMおすすめランキング|人気9社の速度・料金を徹底比較! | bitWave
この結果はまだ各社新料金が出そろったタイミングでのアンケート集計結果なのでもしかしたら今後動きはあるかもしれませんが個人的にも「なるほど」と思う結果だったので今世間ではどういった考えなのかを知るのに参考になるかと思います。
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レビュー記事よりも実際の格安simユーザーはどこの乗り換えを考えているのか気になる人
格安SIMユーザーは現状の乗り換える気はない!?
まず特筆すべきはこのアンケートで乗り換え希望を考えている格安simユーザーは35.8%という結果です。
出典:【2021年最新】格安SIMおすすめランキング|人気9社の速度・料金を徹底比較! | bitWave
この結果から半数以上の方は他社へ乗り換えないということです。
各社新料金プランに現ユーザーは満足している結果とみれますね。
乗り換え先候補1位は楽天モバイル、2位はahamo、3位4位はpovo、LINEMOと僅差
出典:【2021年最新】格安SIMおすすめランキング|人気9社の速度・料金を徹底比較! | bitWave
上の表は乗り換えるつもりと回答した方が乗り換え先として
1位はダントツで楽天モバイル
約43%と出ています。
正直いってそうだろうなという印象ですね。
料金がシンプルに安いし、わかりやすい。 手続きやSIM発行料金、SIMサイズ変更料金等の手数料関係も無料というのも特筆すべきポイントだと思います。
使用できない機種があることや、電波品質の点でまだまだといった感じはありますが、楽天エリア内であれば使用するには問題ありません。実際私も楽天ユーザーですが今のところ日常使いに支障はないです。
楽天モバイルに向いていない人という記事を書いたので気になった方は読んでみてください。
2位はahamo
約24%と出ている。ドコモの格安プラン。
やはりドコモは強いですね。先行で衝撃的なプランを出して他社が追随してきてもさらに安くするなどドコモがいつになく本気になってる感じがしました。
5分かけ放題がもともと付いてる料金ですが、同じ5分かけ放題付きの設定であればpovoやLinemoより安いのはアドバンテージが高いです。
それを表した結果ではないかと思います。
3位4位はpovoとLINEMO
auとソフトバンクの格安プランですがahamoに比べるとインパクトが薄いですね。ただ通話をしない方からすれば5分かけ放題は必要ないのでいらない方はいいかもしれません。
元々au、ソフトバンクユーザーはそのままプラン変更だけでもいいんじゃないでしょうか。
格安SIMは各社横一線
格安SIMとしてはワイモバイル、UQモバイルが圧倒的かと思いきやIijmioもmineoもほぼ横並びですね。
ワイモバイルとUQモバイルはどちらも料金プランが似ています。単体料金だけでみるならUQモバイルの方が安いですね。ただ、家族単位で動けるならワイモバイルの家族割で安く運用できるのでワイモバイルも負けていませんね。
iijmioは料金プランで頭一つ抜き出た感じなのでそこが認知されてこのような結果になったのかなと思います。2枚運用ならここは現時点で外せません。
OCNモバイルは発表が遅れたので今後どこまで他社に迫れるか期待です。
まとめ
今回は格安SIM利用者動向2021年4月版ということでその内容をお伝えしました。
今回の結果から、格安SIMからMNOに乗り換えを考えている人が多いという結果から今後格安SIMはかなり厳しい戦いになるのではと思っています。
今まではすみ分けがはっきりしていましたが大手キャリヤが2980円というプランを出してから、格安SIMはそれ以上にコスパが良くなければ消費者に正直選ばれることはありません。
楽天の通信品質が上がれば上がるほどMNOへの乗り換えは加速するでしょう。
そうなったらスマホセット売りの強いところがクローズアップされると思います。